大学4年の次男が休学したいと言う

宮城県のボランティアから帰って来た次男君が、大学を休学したいと相談して来た。
次男君は、これまで、タイの田舎に学校を作る活動に参加したり、バングラデシュを2週間単独旅行したりして、東南アジアの貧困を見て来た。そして、かねてから僕に、貧困を生み出す紛争をやめさせる活動に身を投じたいと言っていた。


今回、震災からの復興に喘ぐ宮城県で2週間のボランティアを体験して来た次男君、一般の人びとと違い、特別な生活ニーズを持っている避難者を探し出し支援するという活動に携わったらしい。そして、そこで当面の師と仰げる人物に出会ったそうだ。
次男君は思った。「この人の下で働きながら、復興や新しい町づくりを学ぼう。そして将来の紛争地帯の活動に活かそう。」


来年3月まで師のNPOで働いて、大学に復学し、残り1年を就活に充てると言う。
「お母さんが心配するから、奨学金の処置や生活費、活動内容なんかをわかり易くまとめて説明しなきゃな。」
と、自分で決めたことに反対はしないと意思表示した。


次男君の一生が波乱万丈、奇想天外のものとなることを期待して止まない。