別府市内の川にはグッピーが泳いでいるって、本当?

別府の山手には幾筋もの湯煙が立ち昇っている。風の無い夕凪の頃には、湯煙ががまっすぐ空に向かって伸びる。そんな市街を流れる川にはグッピーが住んでいた。と言う人がいる。
川に温泉が流れ込むと魚は生きられんとやなかろか? と、問うと、うんうん、だけん、そん川には温泉は流れておらんと。そこにグッピーが生きとるゆうことは、川が冬でもぬるかっちゅうことやけん、多分、こげんして温泉が湧きよっとやから、土地が温かいとよね。小さか頃に別府のおじさんがグッピーば取ってくれおったとよ。そいば大分の家に持って帰るやろ、そしたら冬を越せんとよね。いっつも、そうやった。と言う。
今はどぎゃんね。まだおるとね?
どぎゃんかなぁ。最近はおじさんにもおうとらんけんね。分からん。


ちいうわけで、かつての別府の川にはグッピーが住んでいたらしい