立ち止まる柔軟性

街中を歩いていると前から来る人と正面衝突しそうになったり、コンビニから出て来た人が目の前に割り込んで来たりして、歩く向きを変えるはめになったり、立ち止まるしかなかったりして不快な思いをすることがある。


最近ではそういうことがしょっちゅうあるんで、そんな風に感じる自分の方がおかしいんじゃないかって、不安になってしまう。
いやいや、そんなことはない。きっと、多くの人が同じ思いをされてるはず。


日本人の美徳である「周りへの配慮」が出来なくなって来ているということかもしれない。


交差点を通過する車の信号を守るマナーが年々悪くなって来ているように感じる。黄色どころか赤信号でも平気で突っ込んで行く。対向する右折車両には全く配慮がない。とても危険な行為だ。


僕らの周りには危険がいっぱいある。
最も危険なのは人の行為だと言えるんじゃないかなぁ。
そんな中で自分を守るにはどうすれば良いのか?


僕の結論はこうだ。
少しでも危険を感じたら、移動するスピードを緩める。場合によっては立ち止まる。
遠回りになってもルートを変える。

こう考えると、不思議なことに心にゆとりが生まれる。
危険な「同期」を断ち切るのも簡単にできる。


積極的に立ち止まることで心に「不快」が芽生えない。
これは内部から心が蝕まれることを防ぐ一つの手段と言えるのかも。


心身を守る「立ち止まる柔軟性」。
常に持ち続けたいと思う。


そう言えば、仕事にも同じことが言えるのかもしれないなぁ。