小川洋子「ミーナの行進」読了

ゼブラから去年借りた「ミーナの行進」をようやく読み切った。
前半があまりにも抑揚の無い展開で、ほのぼの感はあるものの先に行きたくなる高揚感が無くて、なかなか前に進まなかった。


沖縄に行く前に残り50ページ位だったんだけど、カバンに入れるにはかさばるんで、ちょい旅のお供には文庫本の三四郎を持って行ったんだよね。
そして沖縄から戻って一気に読み切った。


面白かったね。
少女同士のつながりに、有り得ないかばのペット、少女から見た大人の世界、そんなことがリアルな感じで自然に展開されて、小川洋子って動物を絡ませるのが上手だね。


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