7月14日 35kmのハイキング


板付遺跡⇒金隈遺跡⇒宇美の光正寺古墳⇒宇美八幡宮⇒四王寺山⇒大宰府 政庁跡⇒二日市温泉と歩いて、この地の歴史を追体験してる気になった。
このコースはまさに歴史順に並んでるんだよね。
計画時に意識したわけじゃないのにそういう風に並んだ。
ということは自然な流れがこのコースにあるということ?
偶然かもしれないけど、この並びは海に近い順でもある。
文明・文化の発展と共にこの地の人々は内陸部に移動した。特に中枢の人々が。
それは外敵の脅威が増大したことの歴史的証に思えるね。
ますます、九州が面白くなって来た。


板付遺跡の環濠は驚くほど大きい。

ゲリラ豪雨をもたらした入道雲

激しい上昇気流の先端では高層雲に衝撃が走っている。

金隈遺跡は弥生時代の共同墓地。そこに前方後円墳王墓もある。

光正寺古墳は古墳時代の王墓。輪郭がはっきりしていて素晴らしい古墳だ。
なぜか北西を向いている。そこには博多湾があり、更なる遠方には朝鮮半島がある。

宇美八幡宮。ここは神功皇后応神天皇を産んだ場所。


そのため安産祈願の神社として有名。宇美という名も子を生むという意味にかけられているという説も。

やっぱり九州は神話の里だね。神話のコアは天照大神。宮崎と北部九州は間違いなく大和以前の王朝だったと思う。
同じく出雲も神話の里。神話のコアは国譲りの大国主命。大黒様だ。
邪馬台国は宮崎に在り。中田力という科学者の手になる「日本古代史を科学する」という本に書いてある。capは100%支持する。

いつの間にかの四王子山の中は湿ったルートがスリップリスクを孕んでいるものの涼しい。

大石垣

白村江の戦いに敗れた日本が大急ぎで作った四王子山の大野城の中でも、最前線となることを想定された場所。

人里に出てホッ

ご褒美の二日市温泉は博多湯