リーダー不在の世界

参院選は自公の圧勝だった。
改憲決議に必要な3分の2の議席を確保した。
翻って民進党は惨敗だった。
なぜこうも人気が無いのか?
その理由をいくつか挙げてみる。
岡田代表が暗い』
『過去の代表が日本にとっての幾つかの失態を犯した。例えば、鳩山代表の沖縄以外基地移転発言、菅代表の中国漁船長国外退去、同じく菅代表の福島第二原発事故時の緊急事態対応能力の低さ露呈、野田代表の尖閣諸島国有化など。』
『青臭い』
『したたかさや力強さが無い』
『小粒な人の集まり』
『二大政党の片方の中心になるのは無理だと思われている』
と、ここまで挙げてみて自民党はどうかなと考えてみると、安倍総理のほかに日本を任せられる人はなかなか居ない感じがする。

ではアメリカはどうなのかと海の向こうに意識を飛ばしてみると、今のトランプ旋風はアメリカにも次の顔が居ないことを示しているんだろうなと思える。

ネットであっという間にネガティブ情報が拡散する時代になって、世界中から次のリーダーが居なくなってしまったようだ。
情報拡散をある程度抑えられる国だけにリーダーが存在できる。ロシア、中国、北朝鮮、シリアなど。

これからは『NEXT LEADER』の不在が世界中の課題になるような気がする。