空からの眺めはとってもInteresting!(2)

四国上空に行くと、その山々が九州のそれと全く違うのに気づく人も多いでしょう。
なんて言えばいいかなぁ。
太平洋から押し寄せる波がそのまま陸地の波になって、ある時固まって
山になった。そんな感じなんだよ。
山脈というか山の連なりが東西に一直線に幾重にも並んでるんだ。
googleマップで見ると分かる。
飛行機はせいぜい1万m上空を飛んでいるから、斜め上空から見下ろす感じになる。
衛星から見るのとでは印象が少し違うんだけどね。
朝靄がかかった状態で見ると山々の重なりが見事に浮き上がって、山「波」が
はっきり見える。
朝靄って、大地からの水の放散なんだよね。
水が蒸気となって大気に放たれ、ゆっくり上昇する。
山々のてっぺんまで登りきれずに低いところに滞留する。
そうすると山々の上の部分だけが白いもやの上に浮き上がって見えるようになる。
というわけで、四国の山波の眺めを味わうのは博多から東京へ向う朝の便がいい。
九州の阿蘇を見分けるのも朝靄がかかっている時がいいんだよね。

実は、四国ではまだランドマークを見つけられていない。
剣山とか石鎚山とか、大歩危小歩危とかを発見したいんだけど、
なかなか見分けが付かない。
満濃池なら分かるんだろうけどね。あ、満濃池は左側(飛行機の)かなぁ。

紀伊半島の南側も四国と同じような山並みだね。
紀伊半島を過ぎるともう太平洋しか見えない。下見ててもつまんないから
空を見る。
そうすると、他の飛行機を見ることがあるよ。
遠くを同じ方向に飛んでるもの、反対方向に猛スピードで視界をよぎるもの。
自分も空を飛んでるんだなと改めて実感するね。
やがて伊豆諸島が見えてくる。
もう羽田は目前。
東京湾岸の「海ほたる」やディズニーランド、葛西臨海公園などがcapの
ランドマーク。あぁ、もうじき着陸のショックの時間だなぁと緊張してると
まるで衝撃の無い着陸をプレゼントされることがあるよね。
そういう時は、今日の仕事はうまくいくぞ、とほくそえむcapなのであった。

写真は今日の朝食。パスタに殻付えび入り手羽カレーと緑添え。
パスタはオリーブオイルとクレイジーソルトとバジルであっさり味。^^