逃げなかったメジロ:不思議な体験

あれは、4ヶ月前ゴールデンウィークのさなか5月4日の朝だった。
大博通り博多駅方面に、三井ビルの前を歩いていた時、数メートル先の路上に
メジロが2羽居るのに気付いた。2羽は2mくらい離れて同じ方向を向いていた。
当然すぐに逃げるものと思った。
そのまま2羽の真ん中を通り抜けるつもりで進んだところ、少しも動かない。
おやっ?
あれっ?
と思う間もなく、2羽の真ん中に立っていた。
自分とメジロの距離はたったの1m。

精巧な置き物?
いやいや、目が動いてる。
視線が合った。
なんでなんで、どうして逃げないの?
まるで催眠術にかかってるみたい。

そこに座り込んで写真を撮った。

もっと大きく写そうと、接写した。

ケータイを15cmくらいまで近づけても逃げない。
写真を撮るたびに、シャッター音が「カシャ」って鳴るのに逃げない。

自分まで動けなくなっちゃって、語りかけることにした。
ねぇねぇ、どうした?
お腹すいてんの?
ひょっとして、いたずらされて飛べなくなったんじゃない?


驚きと喜びが入り交じった不思議な心になった。
このまま飛び立つまでお話ししていようと思った。
その時、5歳くらいの男の子を連れた母子が、ビルの陰から現れてこちらへ
近づいて来た。

すると、メジロはすぐさま飛び立った。

あ〜ぁ、行っちゃった。飛べるんじゃん。
それにしても、なぜこのcapからは逃げなかったんでしょうね。
初めての経験でした。
capに危険を感じなかったんでしょうか。
ふしぎ不思議ふしぎ


同じような経験のある人のコメントが欲しいなぁ。