箱崎宮放生会(ホウジョウヤ)とナガタパン

13日(日)、14日(月)と連続で箱崎宮放生会(ホウジョウヤ)に行って来ました。

放生会というのは、「万物の生命をいつくしみ、殺生を戒める神事」とのこと。
八幡信仰が広がるにつれ、各地の八幡宮で催されるようになった。
ちなみに、ここ箱崎宮では919年に行われた記録があるらしい。
今を遡ること1100年前のこと。すごい歴史ですね。
それがずーっと続いているというのが、博多の土地柄そのものと言えるのかも。


さて、「殺生を戒める」って言うくらいだから、何やらストイックな神事でも
あるのかなぁと思っていたら、
そんなことはなく、万物の生命のおかげで私達は生きていられる。
だから感謝しようって、言いながら、
自分達が生きていることを祝って、
飲めや歌えや踊れや食えや! 男も女も出会えや愛せや! 
そういうお祭りなんですね。 すごく俗っぽい。(悪い意味ではありません。)


郷土芸能や日頃の習い事(フラダンスやカラオケなど)を披露するステージも
あって、多くの人がステージに上がり、それを多くの人が観て楽しんで
拍手喝采を浴びせています。

capはフラダンスと和太鼓の演舞を観ました。
フラダンスを踊るのは20代から70代までの女達。
女性の優しさ、愛らしさ、強さを感じました。

和太鼓の花郷(カキョウ)というグループの演舞にはすごく躍動感があって、
演じた4人の女性ひとり一人が和太鼓を愛しているというか、好きでたまらない
という様子が熱として伝わって来ましたね。


一の鳥居をくぐって参道に出ると両側に露店が彼方までつながり、人々が参道を
埋め尽くしています。
喧騒に入り交じって何処からとも無く乗りのいいボサノバのスイングのリズムが
聞こえて来ました。音を辿ると、音源は「ナガタパン」でした。
ライブをやっているんです。
ついつい惹きこまれて店内へ。

「きなこパン」と「メロンパン」を頬張りながら、ビールをジョッキでいただき、
ボサノバライブを楽しみました。
時はゆったりと過ぎていく。そういう時間を過ごしました。^^/

きなこパンもメロンパンもおいしかった。
特にメロンパンはこれまでで一番でした。


(つづく)