「無縁社会」にまた反応

一人であることの気楽さは捨て難い。
マンションの隣の人間とつながってないから、あまり遠慮する必要も無い。
隣から文句言われたら考えればいい。と思えることは快適ですらある。

ベローチェに行くと、大勢のお客が居るけど、見知らぬお客同士で話し掛ける
ということは、まず無い。それぞれが干渉せずにそれぞれで会話をしている。
見えない壁がテーブルの間にある。
というか、どうせ周囲に聞かれても、赤の他人だし、どこに住んでいるのかも
知らないんだから、関係無い。
という思いが気楽にさせているんじゃないかな。
ま、見えてるけど見えてない。居るけど、居ない。って感じかな。

だから、気楽に友達同士で話すことが出来る。
けっこう込み入った話をしてることに出くわすことがあるもんね。


NHKの「無縁社会」という特集番組は、気楽な独り暮らしの影にこそ
無縁社会の入り口が潜んでいるということをcapに気付かせてくれた。


単身で住んでいるのは寂しい。
だからといって、マンションの両隣と親しくなろうという気は、
全然湧いてこない。
干渉はされたくないよね。
だからこちらから近付かない。
適度に距離があるところに、つながりのある人が居てくれたら、それは嬉しい。
そんな緩いつながりで多くの人たちとつながっていたい。


つながった人達が、ネット上ではなく、リアルに緩くつながっているのがいい。
会おうと思えば会える距離にいるのがいい。


その人達とは、年齢差を超えた関係でありたい。
上下の関係ではなく、フラットな関係でありたい。


今の日本人は封建的な上下関係には飽き飽きしてるはず。
会社に入って縦型組織に取り込まれ、成果を上げることを課せられ、
失敗が許されない。
一部の者以外は疲れ果てる。
こんなのは自分が夢見たライフスタイルではない。
ギャップに悩み、会社を辞め、転職する。
が、そこにも縦型組織がある。


あきらめるしかないの?


地縁・血縁などの強いつながりのある社会に戻るのはいやだ。
最低限の人間らしい生活が出来る社会にするには、何が必要なのか、
をよく考え、それを実現する行政を行っていくべき時に来ている
のではないか!? とNHKの番組は言っていた。


まぁ、その通りかも知れないけど、行政頼みじゃいつまでたっても
埒明かないよね。


緩い関係なんだけど、互いに心配しあうそんな親しい関係を沢山作るのが
いいよね。自分から入っていかなきゃね。


でも出来ない人も居るからね。
理由は色々あるだろうけど。


あっ、そうそう、縦型組織の会社を自分の力でフラットにするのは、
あきらめるしかないよね。
無駄な努力をするより、仕事とマイライフと仲間達と家族とのバランスいい
付き合い方をしっかり築いていかなきゃね。


にほんブログ村 その他日記ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 その他日記ブログ