奥多摩ハイキング(2)  11月23日


氷川橋のたもとから川原に下りた。そこは二つの流れが一つにマージされる場所。豊かな水の流れと鮮やかな紅葉が僕らを待っていた。

日当たりの良い場所に腰をおろし、まずは腹ごしらえ。辺りの風景をケータイのカメラに収めた。

やはりデジカメが欲しいなぁ。


川原から見上げる快晴の空の青に赤、黄、黄緑のまだら模様が美しい。


ここから小河内ダム奥多摩湖まで10km強の行程を、のんびり山里の紅葉を楽しみ歩いた。


途中、同時に5人までしか渡れないという吊り橋が2本あり、揺れる橋に怯えながらも見下ろす紅葉は、見事の一語。

青緑白色の川の流れと白いしぶきに覆いかぶさる赤黄の紅葉が織りなすコントラストが素晴らしい。

真っ赤なトレッキングシューズを履いた足の裏が痛くなり始めた頃、このハイキングの最後の登りにさしかかった。木立の向こうに小河内ダムの巨大な堤体が黒々と見える。


僕らと逆方向に歩く山ガールや山シニア達に目が合うと、こんにちはと挨拶を交わす。大自然の中で不思議に人は優しくなれる。


山を下りて奥多摩湖に到着。駐車場は満車状態。大勢の観光客で賑わっている。彼らは僕らが味わった紅葉の美しさを知らないんだと思うと、少しばかりの優越感が湧いて来た。
旅は探訪がいいね。

次はどこに行こうかな。(^_^)