実体の無いバブル予算のツケをどうする?

資本主義国家では、国債発行という形で世界から金を集めることができる。つまり、国が個人のように借金できるということ。
自制の効いた(収入と支出に照らした返済に無理の無い)借金なら計画的な返済が可能なんだけど、バランスの悪い借金は個人の生活を破産させる危険があるってことはみんな分かっているよね。
そして分かっちゃいるけどやめられないという人が、パチンコなどのギャンブルや、カードの使い過ぎや、不相応な買物(家、高級車)などで自己破産に追い込まれる。


これとおんなじ事が国レベルで起こっている。ヨーロッパの経済危機はこういう国がたくさんあることが明らかになったことで発生しているんだ。


不相応な借金で国家予算を立てる。そして国民の生活を豊かにする。国民はおらが国も豊かになったもんだとその生活レベルに納得する。それが砂上の楼閣なんだということに気付かずにね。ひょっとしたら気付いているのかもしれないけど、見て見ぬ振りをする。


こうなると予算を下げることは難しくなる。
予算のダウン=生活レベルのダウンになるからね。多くの国民は反対するよね。


日本は世界一の借金を抱えているんだよね。2千兆円って言ったかなぁ。凄い額だよね。なぜこんな巨額な借金をしてるのに日本は倒れないんだろう。
それは、よそから借りてないから。国債を、国内で買って貰ってるから、グローバル経済下の投機筋から狙われることが無いんだよね。


とは言っても、借金であることは間違いないわけで、早く借金を無くさなきゃいけないことは言うまでもないよね。


自民党政権が何の手も打たずに、国民から嫌われたくないものだから国債を発行しまくったからこんなことになってる。そして悪の張本人のくせに、民主党財政再建策に反対して対案を示すことも無い。サイテー!


財政再建でやんなきゃいけないことは、消費税増税ではなく、本来の税収を確保すること。次に、国会議員定数を大幅に削減すること。更に、電力行政を改めて国中にスマートシティをつくること。
もちろん、行政の無駄を徹底的に取り除くこと。


その上での消費税増税は仕方ない。


政治のあり方も変えなきゃね。