錦ちゃんファイアー!江戸っ子と風林火山登場

日田からの帰り、バスの中、マイノウミから電話を受けた。
「おおさん、どこにおると? 錦ちゃんで待ってるよ。」


10時過ぎに天神バスセンターで下車し、冷泉公園の錦ちゃん屋台に急いだ。
途中、ふくはくであい橋でガンちゃんの声を聞いた気がして、振り返ると傘を模したモニュメントの下で雨をよけ食事しているホームレス二人が居た。何やら大きな声で喋っていたのがガンちゃんだった。挨拶をし、健康に注意してくださいと言うと、もう一人が頭を下げて苦笑いしてた。ガンちゃんはホームレスに成らなくても屋根の下に住めるのに自ら進んでホームレスになってる人。不思議な人だけど、きっと仲間達と仲間であり続けるためには、屋根の下を捨てなきゃいけないんだろうと思う。


さてさて、錦ちゃんへ急がなきゃ。
マイノウミにもうすぐ着くと知らせようと電話するのに、出ない。もう帰ったかな。
錦ちゃんに着いてみると、何だ居るやん。パチーノも一緒に。パチーノはもう眠そう。
だけど、今日のコンペで初バーディーを取ったと嬉しそうに語ってくれた。
マイノウミは、「おおさん、さっきまでそこに若くて可愛い美人が居たのに。もっと早くくれば・・・」とうるさい。


海の中道にホテルを取っているお客5人が帰り、雨の中、外で待っていた2組のお客がこの夜のドラマを運んで来てくれた。


1組は東京からやって来たカップル。マイノウミ曰く、美男美女。美女の方は態度明確な物言いの江戸っ子。本名はミキだというので、お客全員でミキティ!と唱和して盛り上げた。
もう1組は、30代の男4人組。彼らを風林火山と呼ぶことにした。なぜそう呼んだかというと、一人ぷよぷよ巨漢がいて山を連想したから。
マイノウミとごくう(パチーノは意識を失っていた)と美男と江戸っ子に風林火山がなんやかやと話しているうちに、驚きの再会劇を見ることになった。


なんと、東京美男と風林火山の火(久留米出身)が同じ中学校の同級生だったのだ。
二人しか知らない友達のことなど同級生であることの証拠が次々に出て来て、本人達だけでなく、そのやり取りを見守っていた江戸っ子も風林山もマイノウミも大将にゼブラももちろんcapも、彼らのおそらく20年ぶりの再会に仰天してしまった。

何かに導かれるようにこの小さな屋台・錦ちゃんで出会った二人には、この先どんな絡みがあるんだろう。capは興奮しつつ、そんなことを考えていた。


その後も盛り上がり続け、大将がもう閉めるよと言うまで時を忘れて笑っていた。
そうそう、少しおとなしめの2人組が入って来て、何かこの屋台だけ雰囲気が違ったんで選んだと言ってくれた。
嬉しいね。それでこそマイノウミとcapの錦ちゃんにとっての存在意義があるってもの。


東京美男と江戸っ子ことミキティとは握手もし、東京での錦ファミ関東大会に誘うことにした。


メアド交換もしてないのでこのブログを見てくれることに実現化がかかっている。
読んだらコメントして下さいね。