昼休みの風景 〜ベローチェにて〜

居眠りサラリーマンと外交員女子と思しき二人組に挟まれたソファー席でコーヒーブレイク中のこと。
女子(と言っても中年である)が憂さ晴らし会話をしている。
聞くつもりはなくても明瞭に耳に入って来るので、一部が左の耳からこぼれずに残ってしまった。
実名なしの悪口。
これは良いと思う。
聞こえているcapは、その悪口の対象を想像することもしなかった。
もし実名入りならば、リアルに感じて脳が勝手に顔つきなどを想像したかも。


言ってる内容は、
・・・のあの子さ、、、、手の平返すように声色が変わるんだもん。だから印象いいのよ・・・・
という他愛もない話し。
ひとしきりしゃべって
ふぅ、今日は疲れているのよね。
と片方が言うと、
あっ、あたし、ローヤルゼリーを持ってるよ。飲む?
最初の片方が、
いや〜、、、あ、でも一つ貰おうかな〜
じゃぁ、はい。これ効くのよね。っつかさ、効く感じがするわよね
ローヤルゼリーを貰った片方が水で流し込んで、さ、行きましょう!
と、元気良く出て行った。


良い発散ができたみたいだ。
しかし、疲労回復用にローヤルゼリーを持ち歩いているとは、ベテラン女子外交員、恐るべし!