階段、素早く、疲れずに、上ろう

階段を素早く上がって行くにはコツがある。
リズム良く上がるのが良いから、小気味良いリズムを口にする。例えば、トントントントン。これに合わせて足を出す。もちろん腕もそのリズムで小気味良く小さい振幅で振る。
そうすると確かに素早く上っていける。
ただ、かなり疲れる。


そこで階段を上る度にいろいろと試してみた。
そして今、これだって思っている上り方を紹介します。


素早く、疲れない、階段の上り方
足に備わっている二つのバネを活用します。
1)土踏まずアーチ
2)アキレス腱


ま、アキレス腱は誰でも無意識のうちに使ってるんですが、これを意識して使います。
そのためのポイントは、階段のどこに足の裏のどこを着地させるか?というのが一番のポイントです。
次はアキレス腱をより伸ばすためのかかとの使い方です。


階段のエッジのすぐ内側に、足の裏の土踏まずの先端部を着地させます。
たったこれだけで土踏まずアーチのバネを使うことができます。
着地したら次の瞬間にかかとに体重を載せます。そうすると、かかとが階段のエッジより少し下まで下がります。
つまりアキレス腱が伸びるわけです。
ということは、力が抜けた瞬間にアキレス腱が縮もうとしてかかとを押し上げるんです。これに先ほどの土踏まずアーチのバネ力が重なって足全体が自然に次の段に向かって上がるんです。


スムースに上がれるようになるには口リズムのトントンも必要ですし、慣れるための練習も必要です。
しかし毎日階段を上がるという習慣を身につければ良いんです。
この方法、きっと気に入ると思います。
だってね、皆さんが苦しそうに上がる階段を、まさしくスイスイと上り、しかも息が切れてないんですから。
かっこいいですよ。
(^O^)