糸島きららハイキング
久々に30km超のハイキングになりました。
波多江駅から糸島市役所志摩庁舎付近で開催の糸フェス経由で火山(ひやま)、可也山に登り、加布里湾、釜塚古墳、一貴山銚子塚古墳と歩き渡って、二丈温泉きららの湯で疲れを癒やすというルートでした。
盛りだくさんなのでブログが書き進まなくて困ります。
糸島が豊かな自然に恵まれた土地だっていうことが実感として分かりました。
この地に古墳が多いのも納得です。
魏志倭人伝で伊都国と書かれているのはここなのかもしれません。
とにかく水が豊かです。
背振山地を水源として何本もの川が流れています。山から肥沃な土が運ばれて農耕文化が育まれたんでしょう。
可也山から海を眺めると、対馬、朝鮮半島が見渡せます。残念ながらこの日は霞んで見えませんでしたが。
モンゴル帝国の船団を見張るにはうってつけの場所だったでしょう。隣の火山(ひやま)の語源は、狼煙を上げたという事実に基づくものという説があるそうです。
可也山を登った道はあまり人が通らないようで、水無川のようになっていたし、藪になっていて、蜘蛛の巣だらけでした。
我ながら、よくこんなところを一人で歩くよなと感じました。
ほんとひどい道でした。
山頂近くにある可也山神社の参道でもあるので、もっと歩き易い山道だろうと思っていたんですけどね。
下りは小富士側に下りたのですが、急坂な上に枯葉で覆われていて、滑る滑る。
かなり怖かったですね。ロープが張ってあるので滑落はしませんでした。
野生化した羊なのか山羊なのか、そんな獣を見つけました。ドキッとしますね。
しばらく睨み合ってました。
加布里湾で夕日を堪能して、二つの古墳を巡り、きららの湯に着いた時はすっかり暗くなってました。
西の空には宵の明星が輝いていました。
きららの湯は建物の軸が南北を向いているので、二階の露天風呂から北極星を見ることが出来ましたよ。
このことはアピールポイントだと思うのですが、誰も気づいてないみたいです。
古代ロマンを掻き立てられるようなキャッチフレーズがあってもおかしく無いのに。
ハイキング後の温泉ってサイコーですね。
病みつきになりますね。既になっちゃってますが。