11/22金曜 九千部山ハイキング

131122Fri 晴れ
◆九千部山ハイキング
0520起床
急いでハイキング準備。バックパックは深耶馬渓二日目と同じポケッタブルイエロー。
朝飯はご飯に納豆に辛子椎茸
0617出発 博多駅まで走った。
0630 博多駅6番線熊本行き普通に駆け込み乗車 日の出前で薄暗い
0705原田駅 日の出。東の朝焼けが美しい。
0734中原駅 ここからハイキングスタート。

まずは道中の食料調達、と思い駅周辺を歩くも朝が早過ぎて店が開いていない。
鎮西山登山口まで歩けば店があるだろうと思ったが、無かった。
調達できたのは水と栄養ドリンクだけ。
幸先悪いけど、朝飯をしっかり食べたから大丈夫。そう思っていよいよ登山を開始した。

コース:博多駅鳥栖乗換⇒長崎本線中原駅⇒鎮西山方面⇒坂本峠七曲峠石谷山⇒九州自然歩道⇒九千部山⇒山神ダム⇒黒金山⇒天拝山二日市温泉博多駅
の予定だったが、時間不足で黒金山と天拝山を諦め、山神ダムから山口川沿いに県道を進んだ。
歩いた距離は約36km。右膝太腿の左側筋の付く辺りが炎症を起こした感じで傷んだ。
計画では全ルート人道があるはずだったが、鎮西山を過ぎて坂本峠に至るルートで二度も道無き山中を歩くことになり、ここで思わぬ時間を費やしてしまった。
結局ここでの遅れを取り返せずじまいだった。
(鎮西山山頂)

(道なき山中でこいつに悩まされた。右手に棘傷)

この山中で一度動物が近くを逃げ去る気配があった。イノシシだったかどうかは分からないが冷や汗ものだった。

坂本峠から七曲峠を経て九千部山を南西から北東へ貫く九州自然歩道はハイキング初心者も安心して歩けるルートだと感じた。
(坂本峠九州自然歩道入り口)

所々美しい紅葉のもみじが現れ目を癒やしてくれた。

九千部山山頂には遅くとも13時には着きたいと思っていたが、着いたのは15時。

予定コースの残距離は20km近くある。これはもう計画変更しかない。
最短ルートを地図とGPS端末で調べ、暗くなっても安全な県道を歩くルートを行くことにした。
850mの山頂は風が冷たい。栄養ドリンクを飲んで下山開始。
下りで右膝が痛み出した。
滑り止め付きの手袋をはめ両のストックをしっかり掴んで、ストックに体重をかける四つ足法で素早く下りる。右膝の負担も軽くなりスピードも速い。
柿の原峠で九州自然歩道に別れを告げ県道を山神ダムへ急いだ。
途中小さい神社脇に自動販売機が有った。

何か甘いものでも飲もうと見ると、なんと、おしるこが有った。
やった、やった、やっと食べ物にありつける〜。

山神ダムでは既に日没。17:20。
ダム湖を覗くと、その中央部に1〜2分間隔でゴゴゴっという音と共に水が湧き上がる様子が見えた。あれは一体何だったんだろう?

山口川沿いに県道137の下りを進む。右手に水資源企業団の巨大な水タンクがメタルの鈍い輝きを放っている。

仲屋敷というバス停があった。

ここを少し過ぎた農事組合法人山口農産前のバス停に人影があり、
「バスが来るんですか?」と尋ねると、そうだと言う。「どこ方面に行くんですか?」と聞くと、JR二日市と西鉄二日市だと言う。
これはこれに乗らない手はない。
二日市温泉まではまだ約5kmもあるのだ。
辺りはすっかり暗く時間は1728。このまま歩いても右膝の痛みを酷くするわ、温泉到着が19時過ぎになるわで良い事はない。
バスに乗ろう!
そのバスはすぐにやって来た。バス乗車17:50。
JR二日市駅到着18:08。この間5km。やっぱバスは速い。歩くと1時間掛かるのをたったの18分だ。この間を歩いたら初めての徒歩40km超えになるところだったのは惜しかったが、それより何より、早い時間に温泉に浸かれるのが嬉しかった。

いつもの博多湯で思う存分湯に浸った。
平日とあって客は少ない。

(JR車内にて。疲れが出てる。腹減ってるもんな。)

博多駅博多口側の地下街で吉野家の牛丼を食べた。七味と半熟玉子を入れてかき混ぜ、紅生姜をたっぷり載せた。
数多ある牛丼の中で吉牛が一番好きだ。
つゆだくにしてもらえば良かったなぁ。ついでにねぎだくも。
次食べる時はそうしよう。

錦ちゃんに寄り道して帰った。