炭火焙煎珈琲 ひいらぎ


落ち着きのある店内の装飾
カウンターでマスターが目の前で煎れてくれる
お湯を注ぐとコーヒーの粉がぐぐっと盛り上がる。

初めて見た。
盛り上がるのは、コーヒーの粉に微量の炭酸が含まれているからだとか。
新鮮な豆をローストする時に含まれるらしい。
ミルで粉にしたばかりのコーヒーだけが盛り上がるんだそうです。
つまり新鮮の証。
空間、距離感、一人一人へのもてなし、全てが心地いい。

店は国体道路からつながるけやき通りという幹線道路に面しているのに
窓から見える景色には緑がいっぱい。これは店のopposite側に護国神社
の杜があるから。
おまけに往来の車の音があまり聞こえない。
なぜかって? 実は道路が高規格舗装なんです。この舗装は水はけがよ
くてタイヤの音を吸音してくれる優れもの。
そういう環境もこのお店をバックアップしてくれてる感じです。

コーヒーカップを自由に選べる。
イタリア製のカップを選んだ。
なぜかって? しあわせを感じるカップだったから。
ケーキはチーズケーキ。
酸味があって濃厚なチーズテイスト。
打ちっぱなし(ゴルフ)の疲れが吹き飛んだ。

マスターといろいろお話をさせていただいた。
機械式のレジスターがまだ現役で働いてた。
40年ほど前のものらしい。
当日のコーヒーだけの累計なども出る優れものとのこと。
物を大切にする心、効率を追求しない空間の豊かさを味わう心、優しくて
自然に身体に溶け込む照明、お客様に干渉しない距離感、そういうこと
を自然に演出するマスターの姿勢がこの店を魅力的にしている。

capはそう感じて、また来ようと思ったのでした。