本:「仕事と年齢にとらわれないイギリスの常識」

(写真は旧神奈川県庁舎から大桟橋を望むの図)


capはこの本(右の写真)から刺激を貰い中。(笑)
Ezチャンから借りた。Ezチャンありがとね。

まだ完読してないけど3分の1読んだところの感想を紹介しまぁす。
イギリスは工業社会を生み出した国。そうだよね。
日本の「刀から大砲へ」みたいな急激な富国強兵なんかじゃなく、成長の
プロセスをしっかり踏んで来た国だと思う。

日本は軍の暴走で危険な国となって世界の敵となって散々に傷んで、そこ
から、世界の強国がイデオロギーの戦いをしている間に工業国として急激
に成長してきた。
その間、国は民の幸福に目を向けていたのかというとはなはだ疑問だ〜。
国策によって生み出された歪みがいろんなところに噴出してるよね。

イギリスはもともと貴族の国家みたいなとこなんじゃないかなぁ。
ノブレス・オブリージって聞いたことない?
いざ国難となったら貴族が最前線に立って国と民を守るという貴族達の
生き様・精神のことだよ。
その精神が今でも息づいているんだろうと思うんだよね。この本読むと。
守られてきた民は伝統的に継承してきたスローライフを楽しんでいる
らしい。貧しくても他人のために生きることに価値を見出していて、その
価値観に支えられた幸福感を味わっているようだよ。

ワークライフバランスを意識して幸せに心豊かに生きている人々が、少な
くとも日本よりかなりたくさんいるらしい。
弱者を何とか自立させようとしている国。自立すれば、多くを望まない
限り、幸福感を得られる。それがこの国の国民対策なのかも。
ひょっとしたら戦国の上杉家はそうだったかも知れない。NHKの天地人
を観てるとそんな気がするよ。
人の幸せが自分の幸せ。自分の幸せが人の幸せ。そういう人が多い国。

capは思う。日本はいつの間にか優しさを失ってしまったのかも。
もっとジェントルな国民になって欲しい。
他人に気を配る国民性を取り戻して欲しい。

他人を受け入れることが、どれだけ自分を成長させるか
それを体験して欲しい。
自分を表に出すことに慣れて欲しい。

一人一人は優しいのに、たくさんの人の中にいると多数派になりたくて
自分にマスクをかけてしまう。
悲しいよね。自立してないよね。

他人の真似ばかりの人が多いよね。
オリジナリティがあることに誇りを持って欲しいよ。
自分の行動にいつも責任を持って、そのことに誇りを持って生きて
行こうよ!