ヴァイオリニスト・神尾真由子に奈良・興福寺の阿修羅を見た!

アクロス福岡でバイオリン・リサイタル
神尾真由子
初めてバイオリンリサイタルの観賞を体験したよ〜^^/
佐藤卓史のピアノとの協奏だった。
一番安いB席にした。それでも4千円だから安くはないよね。
もっと安く芸術を観賞出来るようになるといいのに。
座ったのは3階の一番奥。ステージから一番遠い席。
直線距離で35m程度離れている。
残念ながら奏者の表情は見えない。
capは準備しておいた。
6倍の小型双眼鏡。えへへ^_^
ばっちり、表情が見えた。
やっぱり、コンサートでは奏者の表情が見えないとね〜
情熱が伝わってこその芸術だもん。
双眼鏡は大正解だった。(笑)
神尾真由子の陶酔の表情、激する顔、眉間が見せる愛・悲哀・苦悩、
どこかで見た顔だなぁ〜
そうかぁ、東京国立博物館で見たんだ。
そう、あの心優しき阿修羅像!
3つの表情を持つ、奈良・興福寺の阿修羅像。
阿修羅といえば、怖いイメージがあるんだけど、興福寺の阿修羅は
優しさの塊りだと思う。
もちろんその内奥には厳しさがあるんだよね。
そうでなきゃ、本当の優しさなんか出てこない。
神尾真由子も自分の演奏に対する厳しさを持っているはず。
挫折、厳しい鍛錬、自分を疑う目、成功、名声、責任
そういうものを持っている人だと思った。
心優しき阿修羅こと神尾真由子のファンになってしまったcap。
また機会があったら必ず足を運ぶよ。
アンコールに応えてくれた最後の曲:「エルガー・愛のあいさつ」が
分かり易くてcapには良かった。
佐藤卓史のピアノも情熱的で良かった。

大活躍してくれた小型双眼鏡。
小さいからついつい指先で持ってしまうんだけど、それだと安定しないで
小刻みに震えるんだよね。
最初は神尾真由子が揺れっぱなしでどうしようもなかったんだけど、
こつを掴んだんだ〜(笑)
ほらこうやって持つんだよ

親指と人指し指の付け根でしっかり掴んで手のひら全体でラッピング
する感じ。

接眼レンズが人指し指より中に入っているのがポイント。
レンズよりはみ出した人指し指の横腹を眉間に当てるんだ。

これで双眼鏡が安定するよ。
もちろん両方の手でやるんだよ〜
オペラグラスも持つコツは同じだと思う。
オペラグラスの方が倍率は小さいけど、口径が大きいから明るいよ。きっと。
capはこの小型双眼鏡で満足。
これからコンサートは安い後ろの席からバードウォッチングだ〜。^^;