母の悲しみは海より深いんだよ！〜昨夜の高校生水死〜

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昨夜東京で、運河に架かる橋で遊んでいた高校生６人のうち５人が運河に
飛び降りて、一人が二度と親に会うことが出来なくなった。
怖いねぇ。どこに死のトラップがあるか分からないね。
怖かったんじゃないの。

飛び込む⇒溺れる⇒死ぬ。
はっきりとした恐怖を感じてた。
でもやめられなかった。
友達のはやす声に抗えなかった。
足が欄干を離れた。
溺れながら、恐怖が現実になったことを知った。
こんなことで死にたくない。
助けを呼んだ
友達は？

助からないことを悟った。
水を飲んでしまった。
力が抜けた。
消えかける意識の中に
出かける前の母の笑顔が浮かんだ。
無言の母に
ご・め・ん
僅かに湧き上がった後悔の念が
最後のこころだった。

どんな家庭なのか分からない。
でも、わが子を失った母のそして父の悲しみは海より深い。そして消えない。
どんな親子でもだ。

世の子供達には知って欲しい。親の愛情を。失った子への消えぬ愛を。

ＴＶニュースを観ていて思った。
事故のニュースには悲しむ人々の存在も淡々と流してはどうだろうか？
ばかばかしい事故の陰には悲しむ人達が大勢いるんだということを静かに
伝えるのも一つの報道のあり方かもしれない。

さて、今日は高松に出張。明日は高知だ。
高松で讃岐うどん、高知で「塩たたき」を食べるつもり。
（写真は瀬戸大橋線のマリンライナー）