心洗われた〜 都筑中央公園(横浜都筑区)にて

お帰りマンゴーはまずまずだった。
ドライマンゴーがほんとに生に戻ったって感じで、食感のまろやかさに家族一同
びっくり。娘は大喜びでおかわりまでしてくれた。

今夜は「はなまるマーケット」の鶏チャーシューにトライするよ。
も一つ、半熟煮卵にもチャレンジだね。今夜仕込んで明日昼か夜に食べるつもり。


都筑中央公園をぷらぷら歩いてみた。
センター南駅の東急SCのある側を都筑区役所方面に歩いて、右側にある郵貯
銀行を過ぎると右に折れて都筑中央公園に到る。
右手には1階に花屋のあるホテル。
左手には昭和大学・横浜北部病院がある。
この初夏の候、家路に着いた3人の看護師を、信号待ち中の歩道上でいっぺんに
失うという悲劇に見舞われた病院だ。
若者の交差点無謀運転(赤突っ込み)で無くなった3人の看護師のご冥福を改めて
祈った。


都筑中央公園は小高い丘や谷戸を自然のまま残した区民憩いの場だ。
入り口は70段程度の階段になっている。
階段を上りきり、緩やかなのぼり坂を少し進むと一番高い展望広場に出る。
すっかり落葉した木々を、澄んだ声でさえずりながら枝から枝へと飛び移る
小鳥がいるのに気付いた。名前は知らない。すずめくらいの大きさ。
目の下の頬と腹が白く、翼は黒のようなグレーのような。
種でもあるのだろう、枯葉の塊にしか見えないものをせわしくついばんでいる。

展望広場のモニュメントの右横を通り過ぎようとした時、空から鳥が降って
来た。
小川やせせらぎでよく見かけるツバメくらいの大きさの、黒く長い尾の持ち主。
これも名前は知らない。
突然視界を縦に切るように自然落下のように落ちて来て、地面に到る寸前に
翼を翻して見事な着地を決めた。
誇らしげに身体を上下に揺らしている。
まっすぐ伸びた黒く長い尾が何かを弾くように上下の揺れに合わせてピンピン
と動く。


更に進むと左手に階段ステージを見下ろす辺りで右手に進む道が2つある。
谷戸に下りる道の方、下り斜面から鳥のさえずりとがさがさと枯葉の擦れる
音が聞こえる。
その音に惹かれて谷戸へ下る道を選んだ。
枯葉一面のステップ幅の広い段々道を10段くらい下りたあたりで足を止めた。
右手の上り崖の草むらから、絶えることなくがさがさと聞こえてくる。
左手の立ち木のまばらな平地には、地上20cmくらいのところ、小枝に
見慣れない鳥がいる。
すずめより一回り大きい。
色合いはすずめの身体をそのまんま淡い黄緑にした感じ。
多分、このcapに気付いているのだろう、きょろきょろと頸を動かしている。
しかし、飛び立つ様子は無い。
しばらく歩いて完全に背後に立ってみた。距離4m。
さすがに落ち着かなくなったようで、すぐに飛び立った。
飛んだ先は先ほどの上り崖の草むら。
すすきがその白い穂をゆったりと垂らしている。
その鳥、そのすすきの穂にとまった。なんと、そのすすきをついばみ始めた。
そういえば、すすきだって種なんだよね。食べても不思議は無いか。^^;

がさがさの音の正体は分からずじまい。


谷戸を下りきると前方に大きな池が見えてくる。
道の右側は丘の登り斜面。
そこからまたがさがさと聞こえてきた。
斜面の草むらが揺れている。
あ〜、見えた。
ここまで見てきた小鳥達とは明らかに違う。
鳩より太い頸。赤混じりの羽。そうだ、キジバトだ。
以前、せせらぎ公園で見かけたのとおんなじだ。
あの時は2羽のつがいだった。
今回もそうかなと先入観を持って見ていると、2羽目がいるいる。
おや、もう一つ頸が見えた。3羽かな?
すると、もう一つ頸が見えた。なんと4羽の群れだった。
下草を掻き分けて一列縦隊で行進している。
思わず口元が緩む。^^

今日は思いがけずバードウォッチングになった。
自然に触れた気になった。
心が洗われた感じ。


見上げると13夜くらいの月が浮かんでいた。
夕方5時前。
傾く夕陽と明るさを増す月が明暗の対称を成している。
月の模様がくっきりと浮かんでいる。
月面マップが頭にあるからクレーターまで見分けられる。
黒から青そして黄色や赤に移ろうグラデーションの青い天空に浮かぶ月を
じっと見ていると、月が微妙に揺れ始める。

揺れているのは自分の視線なのだが揺れる月も面白い。

暮れ行くセンター南

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