cap、博多にもどる

1月14日帰福

快晴で無風。
天高々な青空。
東京湾を縁取る工業プラントの巨大な煙突から、雲と見まがう白い排煙が
まっすぐ立ち上っている。
ここは羽田空港第2ターミナルのANAラウンジ。
湾に向かって広々と開けた窓から、駐機の尾翼越しに対岸のプラントが見える。
手前左手には、埋立地の向こうに葛西臨海公園の大観覧車の半円が、その右側に
ディズニー、更に右側遠方に幕張のビル群が霞んでいる。


251便が離陸待ちをしている間、豊洲のビル群の向こうに見たことの無い
ビル!?を見つけた。
ビルにしては奇妙な形。下から上に向かって東京タワーのような曲線が伸びている。
と、東京タワーを思い出した瞬間、ピンと来た。そうか、多分「スカイツリー」だ。
地デジ用のテレビ塔。完成したら600mを超えるという。
11日に久々の再開を果たした浦和に住む旧友が言っていた。
スカイツリーは半分くらい出来ている。」
capの目算では今現在で200mを超えたくらいではないかと思う。
完成した時の姿を想像すると楽しい。
その群を抜く高さ。
展望台から眺める関東平野の全景。
見渡す限りオフィスビル群とマンションや住居が延々と続く。
ここは、夢と幸せを求める人々4千万が住む一つの巨大都市だ。
飽くことの無い欲望の街。

遥か彼方、街の淵に山々が見えるはず。
澄んだ空気の秋から冬には富士山はもちろんのこと、天下の険・箱根の山
も眺望できるだろう。
東京湾の意外に狭い入り口の向こうに伊豆諸島も霞んで見えるかも知れない。
足元には隅田川を行き交う屋形船。
春の桜、夏の花火は絶景に違いない。


東京タワーとスカイツリーの展望台同士で見通せるなら、面白い遊びが
出来そうだ。
「光で会話」とか。
「チョコレート・パイナップル・グリコじゃんけん」とか。


楽しい空想のひと時は離陸を知らせる機内アナウンスでひとまず終了。


羽田発11:25ANA251便福岡行き
座席は11A
目の前がドアで、CA(キャビン・アテンダント)に対面する席。
すらりと伸びた脚が魅力的なCAだった。^^;
後方の窓から眺める景色はエンジンの排気で揺らぐのだが、この11A席は
エンジンより前にあるため景色が揺らぐことはなく、クリアな眺めを楽しめる。
ついでに言うと、到着して一番で出て行けるのもいい。^^


飛行機からのランドウォッチング・レポートは、また後で^^/

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