行列の出来る梅が枝餅の店:大宰府

歩いたぁ^^1万9千歩。
今日は久しぶりに再会した長男と大宰府に行って来ました。
天神にオープンしたPARCOにも行ってみたんですが、入場制限とやらで
長い列が出来ていて、げんなり。
別に混んでいる時に行かなくてもいいってことで、大宰府に向かいました。

大宰府については多くを語る必要も無いので、梅が枝餅にスポットを当てて
書きますね。


梅が枝餅を売っている店は沢山あるんですが、行列が出来る店とそうでない
店に二分されます。
不思議です。
きっと味に大差はないと思うんですが。
群集心理って奴なんでしょうか?
それとも口コミで「この店がいい」って多くの人が知っているのでしょうか?


いやいや、そればかりではないんだろうと睨んでます。
行列の出来る店はお客様心理を心地よく揺さぶる工夫をしているに違いない
んです。


例えば、参道奥の大鳥居の左側のお店。
ここでは、梅が枝餅を焼く様子をガラス越しに見せているんです。
いっぺんに4個焼く専用の焼器に、焼く前のまん丸団子をリズム良く
ぽんぽんと2個乗せて3本指で軽く押し付ける。そうすると、また、
まん丸団子を2個ぽんぽんと乗せて3本指で軽く押し付ける。
ここで、お客から声が上がるんですよ。
「へ〜ぇ、梅が枝餅って最初はあんな形なんだ!」


蓋をして横に長〜いガスコンロの上に焼器を乗せる。
コンロには焼器が8個ほど乗っかっています。
それぞれの焼器は焼いている時間に差があるわけですから、どれが程よく
焼けているかは蓋を開けてみないと分かりませんよね。

それにどれがひっくり返すタイミングになっているか?分かりませんよね。
焼きの達人はそれを頭の中でちゃ〜んと分かってるんですよ。
リズム良く焼器をひっくり返したり、開けて焼け具合を最終確認して
最後の盛り付け工程にばさっと投げ入れたり。
コンロの上で焼器をひっくり返したり並び替えたりする時の、
ごとごととかがつがつとか、焼器同士の当たる音やコンロと焼器が当たる
音が、リズミカルに聞こえるんですよ。
行列になって待っていても飽きないんですよ。


ってな具合に、行列の出来る店にはそれなりに理由があるんですよね。
勉強になるなぁ^^/


この写真はびっくりです。
天満宮の境内の池に鯉の幼魚を狙うアオサギです。
人の存在を鼻にも引っ掛けず、もの凄いコンセントレーションでした。


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