ブログ更新できないまま、屋久島の旅も最終日になってしまった。

初日は、宮ノ浦港に着く直前からスコールに見舞われ、横っ風と大粒雨の南国的熱烈歓迎を受けた。
母が高速船トッピーの桟橋に傘を持って立っていた。
遠目で見てもそれと分かる。
母だ。
背中はしゃんと伸びている。
まだ老けこんではいないようだ。
なによりだ。
10年ぶりくらいの母との対面。
目立ち始めた顔の老いに面と向かった時、親不孝なこの10年を恥じた。
しかし、そんな心具合をおくびにも出さず、まるで1ヶ月ぶりに会ったかのように、自然な会話と満面の笑みの再会となった。