残念。スカイブルーの我が家が、、、

羽田発福岡行きANA253便は、10月31日にオープンしたばかりのD滑走路から飛び立った。
D滑走路の延長線上の少し左側にディズニーランドが見える。更に左にパンすると東京の高層ビル群が見える。お目当てのスカイツリーはすぐにわかる。圧倒的に高い。その存在感はピピカイチ。東京タワーがもやしのように感じられる。東京タワーは立っている。スカイツリーは、屹立している。そう言えばスカイツリーの存在感を想像していただけるだろうか。この先まだ100mも高くなるというのだから、完成した時の存在感はそれはそれはものすごいんだろう。
夜にはライトアップされるはずで、その姿を見るのが今から楽しみだ。


離陸した機は右に旋回して福岡行きの航路に乗った。ここで不安がよぎった。
ん?、いつもより南寄りを飛んでるぞ。しかも薄い幕の様な雲の上に出てしまった。まさか、我が家が見えないんじゃないか。


不安は的中。鶴見川日産スタジアムが我が家にたどるランドマークなんだけど、それが見えない。どうやら、我が家の真上を飛んでるようだ。ということは、右側の窓からも見えないんじゃないだろうか?


なんだか、自分のアイデンティティーを失った様な気分になった。茫然自失は言い過ぎだけど。


気分を切り替えて、では新しい航路からのグランドビューはいかに。


以前より高度が低い気がする。箱根カルデラがはっきりと、しかも大きく見えた。
初めて富士スピードウェイに気付いた。
山中湖の東の山のかまぼこ状の山肌もいつもより近い。
雪化粧の富士が手に届きそう。ジグザグのステッチの様な登山道が人間の行いの小ささを象徴している。


見晴らしが良かったのはこのあたりまで。薄い雲が視線を遮ってしまった。


広島上空。
不思議な光景に出会う。
太陽が空と陸にある。
地上が透けて見えるほどとても淡い雲が太陽を反射してるんだ。この光景に出会うのは2回目だ。
以前見たのは富士山の辺りだった。

この機内に居る人の何人がこれに気付いているだろう。
想像してみて欲しい。太陽が自分より下に浮かんでいる光景を。

関門海峡辺りで薄雲は消え陸の太陽も消えた。


今度は、由布岳、九重連峰、阿蘇と連なり九州を東西に横切る山々のパノラマだ。


遠賀川が山に伸びる延長線上に阿蘇根子岳が見える。


我が家が見えなかったのは残念だったけど、新たな航路わそれなりに楽しむことが出来てcapは満足だった。


でも、やっぱりスカイブルーの屋根が見えなかったのは残念(>_<)


さ、これから錦ちゃん忘年会だ。(^_^)