うちなるやみ

ぼくには、とりくむべきかだいがやまのようにある。それは、いっこうにへるけはいをみせない。
かだいがおおくあることをやみよにたとえるなら、このやみはあけることがあるんだろうか。
あけることがあるのなら、いまはどのあたりにいるんだろうか?
よるのなごりがのこるよあけまえあたりだろうか?
いやいやまだまだ。


だけど、ていたいしてたやみは、うごきだしている。


とうめんのかだいは、じぶんをかえること。
じぶんのなかならおいだしてしまいたいやみは、いくらでもある。
おいだしてもおいだしても、あたらしいやみがうまれてしまう。


うちなるやみは、がいかいのひかりでふたをされる。