静岡の浜岡原発の停止要請
昨夜、菅総理が浜岡原発の停止要請を中部電力に行ったと発表した。
これに対し、NHKのキャスターは唐突感は否めないと一部批判的姿勢を示した。
東海・東南海・南海更には日向灘と複数の地震域が連動して、東日本大震災と同等の巨大地震が起こると予想されていることを知っている者にとって、この要請は当然のことであり、むしろ遅かったのではないかという感すらある。
中部電力は浜岡原発付近の津波を8m程度と想定しているようだが、これが甘い想定であることは、誰もが指摘するところだろう。
御前崎市の市長が、この要請に対し批判的な発言をしていた。
曰く、「この40年間の原発行政は何だったのか・・・・・」
なんとプアーな批判だろう。人のやることには「絶対」は有り得ない。こんなことは誰でも承知している。自然は人の誤りが正されるのを待っていてはくれない。だから、誤りに気付いたら速やかに手を打つ。これが賢明な行政というものでしょう。
むしろ、地元行政のトップとして自ら原発停止を訴えるべきところ。
それができない何らかの事情を抱えているのではないか、と穿った見方すら喚起される発言だと思う。
NHKキャスターにもがっかりした。
日本人は、起承転結で話さなきゃいけないとでも思っているのでしょうか?
まず結論を述べる。時間を掛けて起承転を説明する。
それで何か問題でも・・・?
唐突感を批判してるから、我が国のリーダー達は思い切ったことができない。
リーダーシップを発揮できない。という側面もあるのでは!?
批判は、誰でもできる後出しジャンケン。
自然は唐突に変化する。
(あっ、capも今批判してる^^;)