これもシンクロニシティか?

昼休み、同僚とお茶しながら、気になる不思議な体験談を披露し合って、盛り上がった。


彼曰く、狭い道を歩いている時、向こうからこちらに向かって来る人がいることに気付いた。二人の間には車が駐車していて、狭くなっている所がある。
その場所ですれ違うのは嫌だなぁ、とぼんやり思いながら進んだら、結局その場所ですれ違ってしまった。
実は、こんなことがよくある。


駅構内なんかで、正面から来る人を避けようとすると、相手も同じ方に避けて、あっ、てんで逆方向に避けると相手もまた同じ方に避けて、結局真っ正面からぶつかってしまう。


見通しのいい農道なんかの交差点に接近してる時、左右いずれかからその交差点に別の車が接近して来るのが分かった。どちらが優先道路か分からない。なんや知らん、ずっと右目の片隅に相手の車が見えている。交差点が近づき右目の片隅の車がどんどん大きくなって来た。あれ、あいつスピード落とさんなぁ。危ないかも。でも、自分もブレーキを踏まんかった。次の瞬間、二つの生命が消滅した。


こういう事故は、実はよくある。


これらの現象って、いったい何だろうね?だって見えてるんだから危険を避けることは簡単にできるでしょう。


以前、NHK教育のスイエンサーという番組で、人と人が同じ方向に避けあったあげく、正面からぶつかってしまうのは、二人が同期してしまうのが原因だと言っていた。


確かに同期しているって言えるねぇ。
でも、なんで同期が起きるんだ?


無意識の脳が同期してしまうんだと思う。だから意識の脳が同期を断ち切ることをしなきゃいけないのに、素早い判断を下せないでいる状態を同期してるって言えるのかも。


蛇ににらまれたカエルが動けないでいるうちに食べられてしまうってのも、実はすくんでいるわけじゃなく、同期してしまっているのかも知れない。


そう言えば、道を横断中の猫が近づいて来る車に気付いてその場にじっとしてるってのも、同期なのかも。


同期って危ないね。
でも蛇は同期を上手に利用してるのかも知れないよね。


同期から逃れるには、立ち止まるとか、真横に進むとか、それまでと違う行動をすればいいらしい。
もう一つは、視線を合わせないこと。


でも、