47年後の医療

47年後シリーズで、最初に医療について想像してみる。
医療の進歩につながる生命の研究が凄まじい勢いで進んでいる。
人ゲノムの解析はとうの昔に完了し、今は
DNAに含まれる遺伝子一つ一つの役割を特定しようとしていて、ある程度の成果も上がっている。最近では、長寿命遺伝子の存在が明らかになった。


不治の病とされるガンの研究も進んでおり、ガン細胞だけを攻撃する酵素の存在も発見されている。


更には、どんな細胞にでも生まれ変わるIPS細胞が発見され、再生医療という新しい概念が生まれた。指を切り落としても再生させることができる様になる。更には、弱った内臓を自分のIPS細胞から作った内臓に取り替えるということもできるようになるだろうと言われている。


病気になるメカニズムや、病気にならないメカニズムがどんどん明らかになってきている。


素晴らしいよね。


手術だって、昔は腹を切るのが当たり前だったのに、今では穴を開けてカメラと器具を管を通して腹に入れ、チャチャッと悪いところを切ってしまう。入院期間もとても短い。すごいのは日帰りもある。


と、こういう風に見ていくと、僕らの寿命は間違いなく伸びるね。


ガンは投薬や注射で治る様になる。
痛んだ内臓はIPS細胞注入でリフレッシュする。
ダメになった内臓は取り替える。
全ての内臓のスペアを作る事業が成立してるかも知れない。


長寿命遺伝子を活性化させるサプリが登場して、平均年齢は100歳を超えているかも知れない。


死因の多くは交通事故や災害による即死だけになってるかも。


ただ、悪徳医療機関による劣悪コピー内臓が大問題になってるかも知れない。


人口は増え続け、100億人となり、住む場所の問題、食料問題が最大の課題になっているかも。