間違わない道を歩く

「あたしは我慢するんです。我慢することをしないでいると、人間がしゃんとならない。」
これは、NHK朝ドラ「ひまわり」の中でのヒロインのおばあさんの言葉。


いま、とても大変な状況に陥ったとする。
人生の挫折の節目かもしれない。
その時は、目の前が真っ暗になる。悲しみや喪失感の淵に立つことになる。


それでも我慢をして、負けない心で前を向いていかなければならない。
自分の進む道の向こうには必ず光があるんだと信じる。
どんなに惨めな目にあっても決して卑屈にはならない。


そんな時どうする?
僕はこう思う。
ちっちぇえ人間にならない道を選んでいけばいい。
そう考える方が楽でいい。
いつもがつがつと良い結果が待っている方はどっちだ? と道を選んでいくのは大変だ。
落ち込んで悲嘆に呉れている時にそれはとても難しい。
そういう時は、ちっちぇえ人間にならないことだけを考えていけばいい。
その道は自分を間違いには導かない。


何年もたって振り返った時、自分を守り続けることができた道を誇りに思えるはずだ。

だから、僕はちっちぇえ人間にならないことだけを考えていくことにする。