決断を忘れてしまった僕ら

僕は映画を見るのが好きだ。登場人物達が、行動を起こし失敗して泣き、成功して喜ぶ姿を観るのが好きなんだ。そして、いつも思っていた。僕もこんな風にドラマチックに生きたいって。


働き始めて、思ったのは、色んな局面で自分なりの小さな決断をしなければならないってこと。その結果が失敗であっても成功であっても、決断することに価値があるってこと。


いつのまにか、僕は決断する人になった。
そして周りの誰よりも劇的な人生を歩んで来たと思う。
人を傷つけたこともあるし、傷ついたこともある。
失敗も成功も数え切れない。


別に大人物になったわけじゃない。
でも、決断する意識は常にある。
だから、生きてる実感がある。そして楽しい。


日本の先行きを心配している。
決断が欠けていると思う。