忘れない3.11〜手をつなぎ元気を届けよう〜で黙とう

黙祷を捧げる。
これまで幾度か体験して来た。
今日捧げた黙祷は、これまでより自分の中でその意義がとても大きかった。


テレビでそのイベントを知り、自分の意志でそれに参加したこと。
見ず知らずの他人と手をつないで輪に参加して黙祷したこと。
左手は精神発達障害の青年で右手は同世代のおっさんだったこと。
そして二人の手が温かかった。
黙祷の間、左手につながれた手の親指には時折少しだけ力が入り、capの手の甲を押した。それで僕は両の二人を繋ぐ手に力を込めた。冷たい北風が強く吹いてもつないだ手だけは温かかった。


目をつぶった暗闇の中で、人は温かくなれるんだと思っていた。繋がることでほっとするんだと思っていた。


義援金が誰に届くのかと問うと、被災した中小企業に届きますとの答え。安心して僅かな金を寄付した。


会場入口ではアジアからの留学生らが義援金を募って道行く人に声をかけていた。小銭を寄付しようと近寄り声をかけた。たどたどしい日本語とたどたどしい英語で少しの会話を楽しんだ。彼女はインドネシア人。農学部の1年生だった。
彼等の気持ちも嬉しいね。


今日は全国で同じようなイベントがあっただろうな。capも参加できて良かったなぁ。