老うなりに

自分の頭も薄くなったものだ。三面鏡で頭頂部を見てそう思う。若々しいつもりでも身体は確実に老化が進んでいく。
ただ、脳は例外らしく使えば使うほど活性化するという。


電車内、反対側に座っている高齢の婦人が川柳の本を読んでいる。
その姿に自分もいつか川柳を学ぼうとする時が来るに違いないと思った。


それは、身体が衰え家に居る時間が長くなってからでいいかな。
そう、老うなりに変わっていけばいい。


川崎にて