ロンドン五輪が終わった。

このオリンピックは楽しかった。
懸念した柔道男子はやはりダメだった。
期待しなかったバドミントンは上々の結果を出した。フジカキはもちろんのこと、男子の佐々木翔はベスト８に進出。その上、準決勝では世界ランキング１位の選手をファイナルセットまで追い詰めた。
卓球女子は銀メダル。福原愛が僅かな光明を引き出して結果を出した。石川と平野がその流れを見事に掴んだ。
柔道女子は松本が日本柔道の勝つスタイルを示した。
フェンシング男子団体は、太田が、残り２秒の奇跡を起こした。
アーチェリーは男女共に平常心で結果を出した。
女子バレーは中国という壁をきわどく乗り越えてメダルをもぎ取った。
室伏広治は肉体の衰えを技術の探求でカバーした。

陸上は男女共に何かを掴んだんじゃないかな。
水泳はこれから益々上り調子だ。
女子サッカーは世界を引っ張っていきそうだし、男子サッカーは世界レベルへの助走が仕上げ段階に来てることを示した。

女子レスリングは依然として女王であり、男子は復活を示した。

マラソンの結果は、生温い国内の争いに勝っただけでは世界に通用しないことを示した。

テニスと体操は上り調子だ。

総じて感じたのは、これまでとは違う鍛練をした者や、目指すものを変えた者達が結果を出したってこと。
今の日本全体がこのことに気付くべきではないかと感じた次第。