一連の領土問題で日本人の心は傷付いた

残念ながら、突然激化した日韓と日中の領土問題で、韓国と中国に対する思いが傷付いた気がする。
韓国人と中国人の友達がいるが、彼らに対する友情は少しも変わっていない。
ただ、塊として見た時、あまり良い感情が湧いて来ない。
福岡に居る間に韓国にも中国にも観光したいと思っていたけど、今やその思いはシュルシュルと萎んでしまった。
こんな時は不思議なもので、悪い情報が耳に入るんだなぁ。曰く、韓国では日本人と分かるとタクシーや屋台が値段を釣り上げるとか、中国でも同じだと。


今日は天神中央公園からアクロス福岡そして中州を抜けて川端商店街と秋の気配を探しながら歩いた。
祇園業務スーパーを出てマンションに向かう路上で、中国人の三人とすれ違った。年齢は30代後半から40代くらい。黒いスーツに身を固めた先頭の男がケータイに向かって話す言葉ではっきりと中国人だと分かった。
その時capの意識に、ふん中国人め、という言葉が浮かんで来た。こんな自分が情けないと思うが、それと同時に、今回の一連の騒動が意識の深いところを傷付けたんだなぁと感じた。


しばらくは、何も起きないことを祈りたい。
日本人である僕らは、自分達の深層にある上から目線を戒めるべきだ。
今でも、韓国や中国を馬鹿にする気持ちが意識の中にある人は多いのではないだろうか。
これは日本の教育によるところが大きいのではないかと思う。


正しい歴史認識を持って心の中を正すべきだと思うがいかに?