山中教授がノーベル賞受賞決定!・・・無茶人出現など人生観変わるかも

去年あたりからノーベル賞の有力候補とされて来た山中教授がついに受賞することが決まった。受賞理由は、あのiPS細胞の開発。
多くの難病を細胞レベルで治癒させることができるようになると期待されている。
役割が決まってそのために変化した細胞が、元々の何にでも変化できる幹細胞の様な性質を持つiPS細胞に戻すことが出来るというのが、素晴らしい成果だということらしい。
難しいことはよく分からないが、病気を細胞レベルで治癒するということがすごいと思う。痛みや副作用の無い治療が実現するんだろうな。


いま難病で苦しんでいる人達にとって福音だろうし、僅かながら光明が差し込んで来たという感じだろう。


少し心配なのは、無茶をする人が増えるかもしれないってこと。それって自分のことかも。
だってね、無茶して病気になっても治るんだったら、今だけ無茶していいじゃん、って思っちゃう気がするんだよなぁ。


だからついつい毎晩飲み過ぎる。注意されたって、どうせ病院に行けば治るからいいんだよ! なんてくだまくかもね。
でもiPS細胞治療だって万能ではないはずだから、多臓器不全なんかになっちゃってぽっくり逝っちゃうなんてことになるかも知れないね。
そして死に際に、iPS治療に騙された〜、なんて毒づくなんてことに。


でも、今この時だけ無茶をすることを選択できるってことは、僕らの生き方を変えるかも知れないよ。
ある局面で仮死することを選択したり、格闘技などでギプアップしなかったり、わざと本当の病気になったり、臓器を提供するためだけに生きることになったりなど。


医療だけじゃなく、美容とか、ダイエットとか、肌の若返りとか、そういうことも出来るようになって行くんだろう。
そうなると、高齢社会の問題もその本質が変わるかも知れないね。元気で若々しい高齢者が増える。
でも全員がその恩恵に浴するわけではなく、そこに貧富の差がはっきりと出るんだろう。お金で寿命を延ばすことができるように成るに違いない。


わぁ、社会の混乱を招くかもだなぁ。