歌舞伎観劇感激! 「ヤマトタケル」
今日は会社休んで博多座で歌舞伎を観ました。
今月26日までの公演で、仕事の都合を考えると、観るのは今日しかないってんで、オフィスのマネージャーにおさぼりを連絡、博多座に駆けつけました。
平日なら無理なく当日券を買えるよって、歌舞伎ファンのかっちゃんが言ってたのでね。
9時に行って30番目くらいでした。
立見席の真ん中24番を購入。3500円也。
コンビニに行ってランチサンドと水とチョコを買い、再び博多座へ。
音声案内端末が650円。これは借りて良かった。
テレビで聞き慣れたナレーターの声で優しく解説をしてくれて、うるさくもなく好感度な解説でした。
演目ヤマトタケルはスーパーカブキという新しいカテゴリーで、梅原武が古事記に基づいて書き下ろしたものだそうです。梅原武と言えば、今、スーパー能にトライしてますよね。難解な能に現代語表現を持ち込み分かりやすい演目を実現しようとしている。
さて、観劇感激感想
迫力、華やか、魅力的な人物像、今も昔も変わらぬ人の心理、
敗者の方が幸せだったかも知れない
僕らは太古の時代の勝者の側に居る。だから大和王朝を肯定しがち。
一度否定してみるのも良いのではないだろうか。
熊襲や蝦夷の方が土着の幸せを謳歌していたのではないだろうか。
大和の日本支配はこの国に幸せをもたらしたのだろうか。
この国を幸せにした支配者は居たのだろうか。
そんなこと言ったて、大和朝廷は強くなる必要があったんだよ。
隣接の国々の侵略からこの国を守るためにね。
強くなるために、国内の制覇統一は必須だった。
だけど、それで民は幸せになったのか?
そう問いかける劇でした。
それにしても、役者達の色気にやられましたね。
かっこいいというか、色っぽい。そしてユーモア。
自分もかく在りたい。
そう思ったcapでした。