宝満山⇒三郡山⇒砥石山⇒若杉山⇒岳城山縦走 その1


前夜が錦ちゃん常連6月誕生会で、capもだいぶ飲んでしまい、お代を払ったかどうかの記憶も曖昧で、マンションで目覚めたのは05:30。
計画より30分も遅れてしまった。
ん!?やばい。酒が残ってる。あぁ、雨じゃん。
小雨でした。
よし、行くぞ〜。何とかなるやろ!

06:38西鉄福岡発の電車に駆け込み乗車。このところ駆け込みが続いてる〜。
何とかプランに乗ったなぁ。


大宰府駅前のLAWSONで食料を買い込み、まほろばバスで内山へ。
このバスには登山というよりクロカンやろという出で立ちの集団が乗っており、その姿にcapは、俺、山を馬鹿にしとるかなぁ。めっちゃ軽装やん。と自分のイージーさに恥じ入った次第。


さて07:30登山開始。
竃神社の鹿に挨拶、神社に安全祈願。いざ出陣〜!


宝満山は山頂までの9割方が石段と言ってもいいんじゃないかなぁ。
よくここまで整備したもんだと感心しますね。なが〜い歴史・伝統の賜物なんでしょう。
ただ、石段というのは固いので身体の負担は大きいです。
転んだら大怪我というリスクもありますね。


登り始めてすぐに上から下りて来るシニアの方々がおりまして、こちらから元気良く「おはようございます」と声掛けすると、みんな元気に「おはようございます」と返してくれました。
最後尾のシニア女性(はっきり言ってかなりのおばあさん)に「お早いですね〜」と声掛けると、「えぇ、年寄りは早いんですよ。」って。


更には、宝満山登山4千回というシニア男性が黄色い山伏の装束で下山するのにもすれ違いました。
びっくりですよね。
宝満山は愛されてますね。
けっこうハードな登山ですが、比較的標高が低い(889m)ということもあり、丁度良い辛さになるんだろうと思います。
山頂からの眺めはすこぶる絶景ですからね。疲れも吹き飛びます。
この日はあいにくの天気でしたが、雲海を見下ろすことが出来ました。

さて三郡山⇒砥石山⇒若杉山と縦走する人は、山頂を三郡山方面に下りる急斜面を下りなければです。
眩暈がしそうな急な石段が岩に刻まれています。それを下りきると今度は鎖下りです。岩に這う虫のように這い下ります。一つの難所ですね。
実はもう一つ優しいルートがあるんですが、縦走しようという人は優しさを選ばないですよね。


難所を過ぎると三郡山山頂近くまでは比較的緩やかな登りです。一時の憩いルートとでも申しましょうか。
ブナや樅の林が身体を包んでくれる感じです。

のんびり歩いていると、背後から複数の軽快な足音が迫って来ました。
道を譲り、すれ違いざま一人一人「おはようございます」と挨拶を交わした中に見覚えのある顔(女性^^;)がありました。
あの朝のバスまほろば号に乗ってた猛者的集団です。10人くらいでした。
山の細道を駆けるんですから大したもんです。
でも、ちょっと小太りの中年男性も居るし、ひ弱そうな女性も居るし〜、これは猛者だけじゃないのかも。
そう思ってしばらく行くと、登り斜面で休憩してる。
「あれっ。」と言いながら近付くと道を譲る。
リーダーらしき人が何やら注意とか山道の説明とかしてる。
やはり猛者だけじゃないんだ。と思いながら、譲ってくれた道を「お先に〜」と登ったのでありました。
すると、また追い越され、また追い越し、とうとう三郡山山頂にはcapの方が先に着いちゃいました。

猛者の一人に「速いですね」と言われ、少し得意気になったcapです。
彼らとはまるでレースみたいなことになり、それが砥石山の先の鬼岩谷山頂まで続き、おかげでペースがめちゃ上がりました。

その三郡山山頂(936m)から砥石山山頂(828m)⇒鬼岩谷山頂(774m)まで雨の中のランニング付き縦走となったのです。

鬼岩谷山頂で早めの一回目昼食としました。それで猛者集団とはお別れです。

それにしても猛者じゃない人も普段からランニングされてるんでしょうね。
何も運動してない人にはとても出来ることじゃありません。