二週連続の最悪天気の週末はDVDとTVがお友達

二週連続で雨の週末となった。
DVDを借りて昼間っからビール飲んで怠惰の様な意義の有る様な、なんとも評価しにくい週末だ。
先週観た中ではジャンゴ、レ・ミゼラブル、デンジャラスラン、孤島の王が面白かった。

特にレ・ミゼラブルは、台詞ではなく歌で心模様が表現されていて、ストーリーに没入することが出来た。その分時の経過を忘れることが出来て良かった。

昨日今日で観たのは、レッドライトとクラウド・アトラス
レッドライトはサイコミステリーでクラウド・アトラスは長編SF。
cap的にはクラウド・アトラスが気に入った。

今週末に返すまでにもう一度観ようと思ってる。ストーリーは置いとくとして、人間の欲望がもたらす過ちはどんな時代でも普遍的なものであるという感じ。
多くの役者が四役も五役もやっていて、それを見抜くのも楽しみの一つになっている。
これはお薦めです。


NHKのキッチンバスが走るという番組で録画しておいた丹後半島編が良かった。
丹後の伊根村という漁港の漁師達が、お祭りで神に捧げる掛け声に感動した。
「どうとう〜いちえい〜!」
漢字にすると、「同等一栄」
意味は、「みんなで一緒に栄えよう!」
苛酷な環境で仲間全員の繁栄を誓う言葉でもある。
古代日本の村社会の在り様を表している気がする。
現代の格差社会にあって、底辺側がこの言葉の下に団結すると、それなりのパワーを持つことになるんだけどなぁ。


福島原発の汚染水漏れで日本はまたまた世界に醜態を晒すことになったみたいだ。
ヨーロッパではこのニュースが連日トップで報道されているらしい。
それに比べて国内では、トップニュース扱いになってはいるものの表面的報道というか、他のニュースと同じ扱いでさらっとしている。もっと粘着質のある扱いにすべきではないのかなぁと感じる。


クラウド・アトラスで示された人間社会の醜さがそのまんま今起きている。
そう感じるのはcapだけではないだろう。