11月16日 深耶馬渓ハイキング二日目

131116Sat 深耶馬渓 晴れ 錦谷温泉⇒不動岩⇒岳切渓谷(たっきり)⇒日出生⇒宇戸⇒錦谷温泉
0600起床。すぐに顔を洗う。
昨夜のうちに作って貰った朝飯を見ると、大きめのおにぎりが3個と彩り鮮やかなおかずが二つの透明パックに入っていた。
このうちおにぎり一つとおかず全部を朝飯に食べた。
残りのおにぎり二つは弁当として持って行くことにした。
15Lのポケッタブルバックパックに必要な物だけ詰め込んで今日はライトウェイトハイキングだ。
コースは適当。必ず行くのは岳切渓谷の紅葉狩り。他はアドリブだ。

8時前に華じ花を出て付近を散策。朝陽を浴びた錦谷の山の紅葉と朝霧に浮かび上がった山並みのシルエットが美しく清流のせせらぎが耳に優しい。



不動岩手前で沢トレッキング
散策を終えて岳切渓谷方面へ
何の変哲もない道路を歩くのはつまらないなぁと思ったところで、山に入る道が有った。この道は絶対俺のことを誘っている。そう思って地図を見ると、どうやらこれは私的林道で岳切渓谷への近道にもなるように見える。もちろん、道が道でなくなっているリスクもあり得るが、その時は戻ればいいさ。ってんで、その道に入って行くことにした。

そしてすぐに道がなくなった。これだよ。だけど、よぉく地図とGPS端末で確認すると、目の前の丘をぐるりと沢伝いに左回りで進めば、一段下の林道に出る感じだ。ならば、沢歩きをするぞ〜!

倒木が次々に行く手を阻む。沢は昨日の沢と同じで一枚岩を薄く流れる水流がUの字に削っている。

崖を上がったり、沢を歩いたりして微速前進。楽しい。

イノシシのものと思われる足跡を見つけた。緊張するなぁ。

倒木も動物目線まで屈んで見ると通り抜けるルートが見える。そんな時は迷わず、動物目線動物目線♩と唱えながらくぐって進む。楽しいなぁ。

何度も沢の三つ叉にぶつかる。その度に地図とGPSで現在地確認とルート確認をやる。これを怠ると迷子になる。
藪に阻まれた。

大抵の藪は向こうを隠す薄い壁でしかないことが多く、その場合は突き破って進むのだが、この藪は分厚いようだ。仕方なく右側の崖をよじ登って尾根のてっぺんに出た。
すると、なんと道に出た。それは先に歩いていた何の変哲もないあの道路に繋がっていた。
ただ沢を一周しただけだった。岳切渓谷への距離は1mも縮まっていなかった。
あはは、でも楽しかったからいいさ。

大城林道を岳切渓谷へ急いだ。
途中、不動岩展望所で地元の人に声を掛けられた。「歩いて来たの? すごいね。あの不動岩良く見て行ってよ。」

岳切渓谷の紅葉&先端の滝が美しかった。



14時過ぎにランチ:おにぎり2個 すっかり固くなっていた。


日出生のダム湖に向かった。
ここの紅葉は山全体の紅葉を楽しむもの。昨日の錦雲峽や今日の岳切渓谷は山中のピンポイントの紅葉を楽しむもの。紅葉にも楽しみ方に違いがあるんだな。
全山紅葉という感じ。やはり赤があるのがいいね。



日出生ダムからは道路を歩いて錦谷温泉へと歩いた。

宇戸渓谷は夜行となった。
今日もライトが大活躍してくれた。

華じ花到着は19時前。

炭酸温泉で疲れを癒し、夕食はご主人自慢の「にぐい定食」。これも美味かった。
ビールを飲んで、ログハウスに戻ったら、あっという間に爆睡。
動物の生活リズムと同じだよね。
歩き回って、腹を減らして、飯を食べてばたんと寝る。
あぁ、健康的だ。
人間は動物なんだから、身体を動かすことが一番の健康の秘訣なんだろうと思う。