昨日は四人でビストロ・ルクールで夕食

カウンターに四人が一列に並んで料理を取り分けながら会話の弾む食事だったのだが、、、


Kさんと会社帰りが一緒になり、ビストロ行こうか!でエンジンがかかった。
久々に会ったMさんも参加することになり、残業しながら我ら三人が集まっているのを見ていたTくんが、「この雰囲気は、どっか行くんでしょ! 」って参加して来た。


若い三人の話しに付かず離れず、時に空の相槌を入れながら、四人の時の会話を楽しみ、一人の時はマスターやアシスタントの梓さんの厨房での働きっぷりを好奇心に任せて観て愉しんだ。
梓さんは22歳。小顔の可愛らしい女性だ。娘と同い年かな。
いずれは自分の店を持つんだと目を輝かせていた。
そういう若者を観ているのは好きだ。


一方で、同僚三人は料理と会話に目を輝かせていた。
両者の目の輝きには大きな違いを感じた。
梓さんには輝きの奥に希望を感じた。固い意志も窺えた。
一方の三つの輝きは刹那の輝きで日常から離れたシチュエーションを楽しんでいるというもの。その奥には何も感じられなかった。


22:30にお開きにした。
capは何やら満たされないものを感じた。
感謝を表す術を知らない同僚は、このノンカタについてcapに何らかの挨拶をすることは無いんだろうと感じたからかも。
親しき中にも礼儀ありなんだが。


梓さんがcapのことを老人扱いするのが個人的には面白かった。
それは話し相手をしてくれているという感謝がもたらすものだろう。
老人扱いされるcapを笑う同僚には、capを庇う心遣いは微塵も無かった。
Kさんは別だったが。


来週金曜日にカキ小屋大会をセッティングしたが、その動機はMさんとTくんに楽しんでもらおうというおもてなし心だ。
彼らはセッティングしたcapに感謝することもなく、当然という傲慢さに気付くこともなく参加するのだと思うと、モチベーションがうんと下がるのを感じる。


やると言ったからにはやるが。