別編集〜今津湾ウォーキング〜

姪浜〜今津〜糸島ウォーキング
140419 0830出発


天気は薄曇り。快晴よりも身体には優しい。日焼け止めも要らないのが嬉しい。
姪浜駅から生の松原に向かう。
駅には同世代のハイカー数人が待ち合わせしている光景に出会った。来年当たりは自分もこうありたいもんだなぁ。


海に出ると正面沖に能古島が思いのほか大きな存在感で目に飛び込んで来た。右手には小戸のヨットハーバー、左手に生の松原が長垂へと続いている。
目当ての今山や毘沙門山が遥か遠くに霞んでいる。あそこまで歩くのかと思うと、萎える心と高揚する心が両方浮かび上がる。

砂浜で波と遊び、石で固められた元冦防塁に歴史の彼方の武士達に思いを馳せつつ歩を進めた。

砂浜を二つに分けている長垂山の展望台に登る。ここは雲母を含むペグマタイトという岩脈が有名だが、残念ながらそのサンプルなどを見る仕掛けはなく、手入れが行き届くことのない残念な公園の体となっている。
ここから眺める博多湾は、能古島志賀島に塞がれているように見える。

長垂と今宿の海水浴場が先すぼみに終わる辺りから住宅が増える。ウィンドサーフィンなどのスクールがあったり、海に向かって大きなサッシや窓の付いた洒落た家があったりする。
それらを過ぎると木造平屋建ての古い家々が連なる。ここの地名は横浜という。地名由来は大都市横浜と同じだろう。
ここに長垂と同じように岩山が突き出している。ここが今山だ。弥生中期の遺跡がある。当時はここが石斧の産地で北部九州に供給されてたらしい。

九州に馴染みの深い神宮皇后が建てたとされる熊野神社がある。その横の小さな公園でコーヒーブレイクした。

初めてジェットボイルを使う。
取り扱い説明書も初めて読んだ。マッチやライターを持って来てない事に不安を覚えたが、ジェットボイルは圧電着火で自動着火するのだ。これは嬉しい。

コーヒー一杯分なら1分とかからず湯が沸く。凄い〜!
コーヒーは気持ちをゆったりとさせてくれるね。

毘沙門山のてっぺん辺りでランチにしようと決め再び歩き始めた。

海沿いの日赤病院を過ぎて少し行くと福岡県水産海洋技術センターがある。寂れている。無駄遣いな箱物の象徴のように感じる。
さていよいよ毘沙門山に登るぞとGPS端末が示すルートに入るも、道は倒れた竹に阻まれ

ており、無理矢理通ってみたものの、少し奥から聞こえて来るロックの大音量に「何でこんな山の中で?」とたじろぎ、このルートは断念し半ば登ることを諦めつつ蒙古塚辺りからのルートを探すことにした。
山頂にこだわるのは、人目を憚ることなくジェットボイルでラーメンを作りたいと思ってるから。

進むと登志神社あり。その北側に小さな公園があり、元冦殲滅と書かれた大きな石碑が立っていた。740年も前のことなのに土地の記憶として残し継いで来たことに元冦の衝撃の強さを見る思いがした。

そして遂に山頂へのルートを見つけた!
なだらかな坂がてっぺんまで続いていて、健康の散歩道には持って来いの道だね。

山頂付近には登志神社の上宮があり、その裏がてっぺんになっている。ここから元冦の戦いの様子を見ていた武士がいたんだろうな。

人気のない境内の一隅でラーメンを作った。
マルタイの棒ラーメン。豚バラともやしも持って来た。塩と一味もね。
着火し、お湯が沸くまでは何の不安もない。沸騰したところで豚バラを投入。アクが出る。アクが蓋になって激しく沸騰し少し吹きこぼれた。
様子を見ながら細かく火加減調整しなきゃということを学んだ。それにしてもアクが凄い。
これを簡単に取り除く工夫が必要だ。アク取りペーパーがあるといいね。

さぁ、ラーメンが出来た〜!♪

美味い(^〜^)

山のてっぺんで食べるというのが心を興奮させているんだろうね。格別だね。

役に立った小物。
キッチンペーパー、ティッシュ、レジ袋
有った方が良いと思った小物
お箸、アク取りペーパー、フライパンやソースパン、イスにテーブル。
テーブルは百均の簡易棚で代用できるね。

帰りは周船寺駅まで約8kmをすたすた歩き、電車で中洲川端駅へ。錦ちゃんで腹ごしらえ。
さくちゃん、まいのうみ、パチーノ、あや&ミキティ達五人もやって来て盛り上がり、スナックjunkoで朝までコース。
翌日曜は朦朧と過ごしたのでありました〜。
楽しかったけど、せっかく健康的な土曜日を過ごしたのにと、しこたま反省したcapだったのであります〜(^^;