世界平和は遥か遠い先 ほか

◆中国が日本と共同開発することになっている大陸棚油田開発を単独で進めている。
これを日本政府が写真付きで公表したところ、中国は、日本は殊更に対立を深めようと
していると非難して来た。


彼の国には誠意というものが見られない。
彼の国は力のみを信じるようだ。
中国政府から見た日本の存在は、目の上のたん瘤なのだろう。
彼らの悲願である海軍の太平洋への自由な往来は、地政学的に日本が阻んでいるからだ。
彼らが自衛隊の武力を遥かに凌駕したと自信を持った時、尖閣諸島事変を仕掛けてくる
かも知れない。


世界から紛争や領土拡張の争いが無くなるまでには、この先どれくらいの時間がかかる
のだろう。
30年、50年、100年、そんな単位ですむのだろうか。
多分、その程度では抑止力による平和の実現だろうな。
地球人があまねく平和に生きていける日が来るには千年という単位が必要だろうと思う。


今の資本主義経済の下ではその日は来ないだろう。
そう思うのは、貧富格差が永遠に無くならないからだ。
貧の底上げが進んで、貧でも普通の頑張りで幸せに生きていけるようになれば争い事も
減るだろう。