自分は自分が守るしかない 〜高槻市中1少女殺害事件に思う〜

口は粘着テープで塞がれ、両手は後ろ手に縛られていた。身体に多数の切り傷。駐車場
に駐車中の車の下に遺棄されていた。
死亡推定時刻は13日19時。
遺棄されたのは当日22時半〜23時
その駐車場に無灯火で入り駐車中の車の横に縦列駐車する2台の怪しい車が防犯カメラ
に映っていた。
遺体が発見されたのは当日23時半頃。
駐車中の車の持ち主が車を動かして発見。そこに血液は少なく、別の場所で殺害された
後現場に運ばれ遺棄されたと思われる。


当日少女は同級生の男子と一緒に居た。その男子は未だに行方不明。事件に巻き込まれ
た可能性が高いと見られている。


当日15時頃寝屋川駅付近に自転車を停める二人が防犯カメラに映っていた。
この後から19時までの4時間の間に狂気に遭遇したわけだ。
とんでもない狂気に出会ってしまった。
犯人は初めから狂気で居たのだろうか。
ひょっとしたら、犯人達は徐々に狂気に染まったのかも知れない。
川崎の中1男子が少年達に殺害された事件はそうだった。


普通に見える人が何気なく万引きをする時代だ。
少年達が簡単に狂気に染まるのも時代のせいなのだろうか?


人の世は危険だ。
人の世が弱い者にとって危険であることは昔から変わっていない。
だから、少年少女だけではなく、私達全員が近づいて来る見知らぬ人間に対して警戒心
を持たねばならない。直感を信じて警戒行動をとることも出来るようにならねばならな
い。
この様な能力は本来本能として身につけているはずだ。
それを平和ボケの日本人は忘れてしまっている。
音楽で耳を塞いだり、スマホで目を塞だりする行為は自らを危険に晒す行為だと言って
も過言ではない。