日の出つるつる温泉  総歩数:23,880歩

横浜市営地下鉄中山駅に出て、JRを乗り継いで御岳駅に到着したのは10時10分だった。
バスで御岳ケーブルカーの駅へ。このバスでSuicaを使えるのには驚いた。すごいね、この普及ぶり。それだけ観光客が多いということなのかな。


ケーブルカーでは先頭で改札を通過して、駅員の指示に従って階段の一番上まで上ってケーブルカーの到着を待っていたのに、到着したケーブルカーのドアは、無情にも目の前をゆっくり通過して僕の段の3段下に止まった。
一番乗りになって席を選ぶ特権をゲットしたつもりだったのに〜。結局、日当たりが良くて暑い席に座る羽目になってしまった。
まぁ、良い。こんなことで腹を立ててもしょうがないので、他の人が同じ思いをしないですむには、どんな指示案内であれば良かったんだろうと考えてみた。
答えはすぐに出た。確かドアが止まる段までは黄色く塗られていた。だから、黄色い段の一番上まで上って待ってて下さい。と案内すれば良いのだ。なぜ、そうしなかったのかなぁ。

ケーブルカーを降りて産安神社を参詣し、御岳神社に向かう。

御岳神社は、多分、かつての関東というか、武蔵地方の信仰の一大拠点だったんじゃないかって、そう思う。
山奥に在って、なかなか人を寄せ付けない。なまじな人では辿り着けない。そんな所に在る。標高900m以上。300年、400年前では、道は舗装されているわけもない。急峻な山頂の神社。人を寄せ付けないからこそ信仰の対象として絶大なる人気を誇ったんじゃないかなって思う。
こんな所があるって事を初めて知った。

神代けやきの太い幹にパワーを貰いつつ、滑りやすく急峻な坂を下り、七代滝へ。

妻君は途中で足を滑らせたものの、張られたロープを咄嗟に掴んで転倒滑落を免れ、僕は、七代滝に到着後、危うく沢に滑落するという転倒をしてしまった。機敏な反応f^_^;)で、右腕を擦りむいただけで滑落には至らなかった。2日前の雨の影響で岩も地面も滑りやすくなっているのに、少しばかり気が緩んだせいでリスクを背負い込むことになった。甘いぞ!cap。


急坂を登って、日の出山の向こうのつるつる温泉を目指した。


尾根伝いに緩やかなアップダウンをこなして行く。もう、足は限界だ〜っていうところで、ようやく人里に下り立った。
涼やかな渓流の音。実際に冷たい川の水。


首筋をハンドタオルで湿らしながら、いよいよつるつる温泉へのラストワンマイルを登った。


つるつる温泉の名前の由来は、聞くまでもない、入湯するとすぐに分かる。ほんとに、皮膚がツルツルになるんだ。コラーゲンに身体全体を包まれた様な感じだ。


入湯料は3時間8百円。ハイキングで疲れた身体を「つるつる」で癒し、温泉の休憩室で御膳に舌鼓を打つ。もちろんビールで身体を冷やしながら(^O^)/


御岳駅を下りた10時10分から、つるつる温泉に入る15時14分まで、約5時間で2万歩以上を歩いた。
家に帰り着いたのは、22時15分。
トータル歩数は、23,880歩だった。


足の裏がへとへと。
でも心地良い疲労
車を使わない旅は、ストレスも小さいね。
おまけに満足度も高い。
今日もよく歩いたぜよ!(^O^)/